2015年09月14日

栄養摂取との関連


適切な栄養摂取を行ううえで口腔はひとつの大きな関門
であり,その関連は極めて重要な分野である.
咀嚼能力の低下が栄養摂取に及ぼす影響として,第1に
考えられることは,歯の喪失により咀嚼能力が低下すると
噛みにくい食品の摂取を避けるという食品選択行動の変化
が生じ,これが生活習慣病のリスクとなる点である.第2
は咀嚼能力の低下が低栄養のリスクとなる点であり,第1
の点や様々な身体的・環境的要因が関与する.

したがって,野菜・果物群の摂取量
の低下が抗酸化物質であるビタミン類の摂取量減少につな
がると考えられることから,咀嚼能力の低下が心血管系疾
患や食道,胃などの消化器系の疾患のリスクファクターと
なる可能性が指摘されている.
海外でも同様の内容は報告されており,米国と英国
で行われた横断調査では,口腔状態が良好な人は,
そうでない人に比べて,食品摂取状況だけでなくビタミン
Cなどの血液生化学検査値が良好であることが報告され,
今後は縦断調査による評価の必要性が指摘されている.

ここには、ishinerのストレートハンドピースといった歯科器具をおすすめします。





Posted by ishinerデンタル at 14:42│Comments(0)
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